平成24年1月25日~26日の2日間にかけて

岡山県児童養護施設等協議会主催で

県外施設視察研修が行われました。

平成20年度の

鳥取県での視察から数えて

4回目の今年は徳島県の施設の視察に行きました。

ちなみに、岡山県児童養護施設等協議会とは

岡山県内12の児童養護施設と

乳児院、児童自立支援施設、情緒障害児短期治療施設の3つが加わった

15施設で運営されている組織です。

今回の視察には

児童養護施設10施設に

児童自立支援施設1施設の11施設で18名の参加がありました。

視察先は児童養護施設「徳島児童ホーム」

児童自立支援施設「徳島学院」の2施設です。

どちらの施設も、子どもたちの健やかな成長を願って

職員ができることは何かを考え、実行しようとしておられました。

改めて、話をうかがい施設の暮らしを垣間見ることで

私たちの子どもたちとの繋がりについて考えさせられた二日間でした。

お忙しい中、快く視察を受け入れて下さった

徳島児童ホーム

徳島学園の

諸先生方に衷心より御礼を申し上げます。

視察で得たことを今後の施設運営に積極的にいかしていこうと

心をあらたにいたしました。

寒い日が続いていますが、

あと1週間余りで節分、立春ですね。

今日はタイ焼きの差し入れがありました。

春を迎えるこの時期に子どもたちの成長を願って

子どもたちの役に立つようにと文具や志のプレゼントを続けて下さっています。

餅入りのタイ焼きは子どもたちにも大人気

幼児さんは温かいうちにと早速いただきました。

夜間高校に通っている子も

幼児さんと一緒に舌鼓を打っておりました。

幼稚園から上の子は午後のおやつの時間に

調理の先生に温め直してもらって、アツアツをほおばっていました!

書きそびれていたのですが、

17日にはSRSボクシングセッションでお世話になっている

坂本博之氏の倉敷のファンの方からぼたもちをいただきました。

鏡開きのお汁粉もそうでしたが、

アンコを好む子どもたちに、

素朴でいいなぁと思う

筆者でした。

大寒 2012年1月23日

1月21日は「大寒」でしたね

二十四節気の一つで

一年で一番寒い時期と言われています。

今年は大寒をはさんで寒い日が続きました。

皆さまはお変わりなくお過ごしでしょうか?

子どもたちは、

15日頃に体調不要を訴えている子がいましたが

全体的には落着いています。

中学3年生は入試間近なのに

余裕の毎日を過ごしています。

口やかましく言うのも逆効果と、

いろいろと策を講じる職員ですが・・・・・

左義長 2012年1月14日

正月の縁起物を燃やす、火祭り

小正月の行事の一環。

14日の夜か、15日の朝、

はずした正月飾りや書き初めなどを

お焚きあげします。

地方によっては、とんど・どんどという所もあります。

お焚きあげの火でお餅を焼いて食べることと、

お焚きあげの火にあたることで

無病息災を祈ります。

最近ではあまり見かけなくなりました。

学園も特別にお焚きあげをすることはないのですが、

平安時代から続く風習です、

気にかけておきたいと思いました。

・・

・・

そして、明日15日は小正月

豊作を祈り、ケガレを祓い清める日です。

小豆粥を食べて無病息災を祈る風習もあります。

ということで、

15日の朝ごはんは全員が少しずつですが

小豆粥を食します。

玉島学園としては、初めての試みです。

お粥の苦手な子も結構いますから、

子どもたちの反応が楽しみです。

鏡開き1.11. 2012年1月11日

円満と繁栄を祈るならわし。

年神様へのお供えとして、

正月の間に飾っていた鏡餅を下げる日です。

雑煮やお汁粉にして食べることで

一家の円満と繁栄を祈ります。

正月に固いものを食べて歯を丈夫にし、

延命長寿を祈った「歯固め」の儀式と結びついています。

下げたお餅を刃物で切ることは縁起が良くないため

手で割るか、槌で砕きます。

この行為を「開く」と言います。

玉島学園では、お汁粉にしていただきます。

七草のうんちく 2012年1月9日

1月7日は

五節句のひとつ人日(じんじつ)の節句

五節句は年中行事の中でも特に重要な節目を表す日です。

人日とは人を占う日と解釈され、

この日に春の七草という若菜で作った粥を食べて

無病息災を祈る風習が江戸時代に庶民にも定着したようですが、

実際は、7つの食材が全てそろうことは少なく、

手に入る数種類で作って食されたようです。

また、若菜は寒さに負けない強い生命力があると信じられ、

加えて冬場のビタミン補給にはうってつけの献立だったと考えられます。

今のような食材が豊富でない時代ですが、

生活の知恵は随所に感じることができます。

食材それぞれの薬効は以下の通り

せり:食欲増進、貧血

なずな:腎臓、肝臓の機能を整える

ごぎょう:せき、のどの痛みを抑える

はこべら:腫れや傷み

ほとけのざ:胃腸を整え、高血圧予防

すずな:便秘や成人病予防、葉の部分にはカルシウム・カリウムが豊富

すずしろ:消化吸収を高め、二日酔い予防

簡単に書いていますが、以上のようなこと

ひとつでも覚えておけば

今夜の小出しできる「うんちく」かな・・・

1月6日は小寒(寒の入り)でしたね。

これから、寒さが本格化する時期です。

健康管理には十分注意したいですね。

長期予報では、

岡山県南部では晴れの日が多いものの

寒い日が続きそうです。

県北部では雪や雨の日も多いようです。

2月には雪遊び、スキーと楽しみな行事も待っています。

そして、

今日は七草、

年末年始で、ちょっと頑張りすぎたお腹に休憩です。

・せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、

それぞれに、薬効が期待される食材です。

食品売り場で手軽に手に入ります。

節目の食事についても考えたいですね。

卒業生 2012年1月3日

年末年始の一時帰宅でちょうど半数くらい人数になる

玉島学園ですが、正月2日あたりは

別に申し合わせている訳ではないのですが

卒業していったOBたちが

元気な姿を見せてくれます。

お昼御飯を一緒に食べたり、

近況を話してくれる姿は頼もしい限りです。

昔話も出てきます、

「昔は、よう怒られよったよなぁ。」というのは、

必ず出ます。

彼女や、彼氏といっしょにくるOBも

結構多く、彼女なり、彼氏なりが

子どもたちと遊んでくれる姿はほほえましいですよ~

謹賀新年 2012年1月2日

いつも影になり、日向になって玉島学園を支えて下さっている皆さん

子どもたちを叱咤激励して下さる、ご近所や

学校関係の皆さま、全ての児童福祉のサポーターの皆さま

謹んで新春のおよろこびを申し上げます。

東日本大震災復興とあわせて、児童福祉の向上に

2012年も一層のご支援とご教導を賜りますよう

かさねてお願い申し上げます。

ところで、子どもは時間や曜日に関係なく

体調の不調を訴えてきます。

夕方までは元気だったのに晩御飯の始まるころには突然機嫌が悪くなることも・・・

それが、何故だか、年末年始のどうにもなりそうにない時に限って不調を訴えてきます。

2歳の女の子が左耳の痛みを訴えてぐずって、

このままでは一晩痛いのを我慢しろとは言えそうもないので、

夜間休日指定病院の本日の当番

玉島のD1病院へ

年配の女性が応対、

「何をつまらんことで電話してきとるんじゃ!」感いっぱいの応対で

これは断られるかな?と思いつつも

状況を伝えると、当直医に確認するということで

声をかけているのが電話口から聞こえてきます。

「玉島学園から2歳の女の子が耳の痛みを訴えているそうですが、熱はそんなに高くないみたいですよ・・・・」

当直医:「耳鼻科の薬を置いていないから、断わってしまって。・・・・・・・」

年配の女性が「うちは内科と小児科なので・・・

電話口での医師と受付の会話が聞こえているから、

その言葉を聞く途中で、電話を切りました。

2歳の子にじっと我慢しろなんて言えないし、理解させられるわけもないので

倉敷市の夜間休日診療から調べて電話をしたのに・・・・・・

玉島支所の当直の方に続けて電話を入れ

玉島D1病院での流れを伝えると、何を考えているんでしょうなぁ、と

代わりの病院を何件かピックアップして下さいました。

倉敷急患センターに電話しても、玉島D1病院と同じ回答が

以前(12月の24日だったかな)わが子がインフルエンザで通院したときも

十分な検査をせずに陰性だと言って、1回分の解熱剤しか

準備してもらえず、嫌な思いをしたばかりなのに

今回も倉敷急患センターの対応はお粗末。

ただ、玉島D1病院のように明らかに電話をしてきたことが不満な

対応でなかったことは幸いでした。

結局倉敷真ん中病院へ

通院されてもかまいませんが、

耳鼻科の医師も他の急患を診ているから、待ってもらいますよ!

ハイ・ハイ・ハイ・ハイ・ハイ・・・・・

(休憩時間を割いたのか、これから休憩時間なのか、早く電話を切って、

患者を見るつもりなのか、目の前で救急患者が苦しんでいるのか・・・・)

あまりにそっけないというか、迷惑な電話をしてきやがった感じいっぱいの応対でした。

それでも、子どもは治療して欲しいから、じっと我慢の筆者です。

少しでも、痛みが治まって夜がゆっくり休めるといいなぁ。

こんな患者の気持ちって、

医師も看護師も治療すれば文句ないでしょうと

思っているのでしょうか?

先日大分県中津市にある

村上医家史料館と大江医家史料館を尋ねることがありました、

「医も亦 自然に従う也」

「医は仁ならざるの術 務めて仁をなさんと欲す」

今の医大や看護学校では、古い考えなんでしょうねぇ

しかし、救急の現場で気がたっていることを百歩譲って考慮しても

倉敷真ん中病院の電話応対は

受け付けスタッフ以外は電話をしたことを必ず後悔する。

玉島D1病院は語るに落ちる・・・

みなさま、あけましておめでとうございます。

善照寺の除夜の鐘を遠くに聞きながら

年越しでございます。

2012年初春、「絆」を大切にと

今年も桃太郎参上です。

玄関にそっと手紙と一緒に置いてありました。

昨年のタイガーマスク現象は記憶に新しいところ、

今年も、ひきつづいての支援の心

ただただ、ありがとう!

毎年の年越しで、屋台のラーメンを御馳走して下さる社長さん、

帰れなかった子にお年玉の用意もと、お世話になりっぱなしです。

子どもたちも温かい気持ちでいっぱいの初春の祝いになっております。

雑煮のお餅は

先日みんなでペッタン、ペッタンしたお餅です。

3日には少し不足しそうなので

鏡餅組合さんからいただいた

お餅を追加します。

昔ほど、お餅を食べなくなったとはいえ

学園の子どもたちは、素朴なのか

お餅もよく食べますよ。

中には雑煮の汁だけでいいという

無礼なものもおりますが、

概ね4つ5つは当たり前って感じです。

しかし、昨年は東日本大震災で本当に

いろんなことを考えさせられた1年でした。

助け合い支えあう心の大切さ、

人と人との繋がりを・・・

2012年

辰年が皆さまにとって幸多からんことを祈っております。

ドラゴンボールを見つけて

「神龍」にお願いをしたいと

一瞬、考えた私は、軟弱ものでしょうか?