この日は、子どものシェルターや自立援助ホームを岡山で運営されている

子どもシェルター モモ の設立3周年を記念した講演会とパネルディスカッション、

別の会場では里親ファミリーホームを新たに開設された岡山YMCAの記念講演会が開催されました。

どちらも、施設での暮らしや、自立、アフターケアー、家族、居場所など、

社会的養護について考えさせられるお話で、

せっかくの機会だと思い、玉島学園の中高生は講演会に出席することにしました。

2時間と30分程の講演会でしたが、皆しっかりと話を聞いていたようです。

ちなみに玉島学園はシェルター モモ の連携機関として

微力ながらサポーターの一員として少しでもお役にたてればと頑張っております。

ところで、東京都が、子どもたちが施設を退所したその後についての追跡調査を実施され、

今年6月に、その結果が公表されました。

前後して、玉島学園では、卒業(自立)に向けての現状や退所後の課題について

TBSさんがNスタで番組製作されたときに、取材を受ける機会がありました。

10分程の番組ですが、今春玉島学園を巣立っていた男子のことを中心にストーリーが展開していきます。

また、玉島学園を12年前に卒業した男性のインタビューや、

東京都内で社会的養護の当事者参加推進団体『日向ぼっこ』を運営されている

渡井さゆりさんのインタビュー

加えて、日向ぼっこに来られている、施設出身者の方のお話もありました。

玉島学園はと、いうと。

今生活している子どもたちの巻き起こすドタバタに踊らされているなかで、

アフターケアーの充実を図るには、超ウルトラCを連発しないと出来ないのが現状です。

それでも、子どもたちの未来に影響を与える仕事についていることを自覚して切磋琢磨していかなくては!

と、アフターケアーにも取り組もうとしているのですが・・・・・・

やはり、人が足りない!

時間が足りない!

でも、出来る人は、きっとウルトラCを連発しているんだろうなぁ・・・