弥生 2012年2月29日

今日は「うるう年」の2月29日

明日は三月「弥生」です。

弥生は「草木弥生月(くさきやおいつき)」を

略したものと言われています。

「弥」は”ますます”、”いよいよ”を意味し、

「生」は生い茂るを意味しています。

多くの植物が成長する姿から考えられた言葉でしょう。

子どもたちには卒業や進級という節目のイメージが強いと思います。

3月3日は上巳の節句

皆さんには雛祭り・桃の節句と言う方が

分かりやすいですね。

旧暦の3月上旬の巳の日ことを表しています。

桃の節句は五節句の一つ。

古代中国では水で身を清め、身代わりとなる

人形にケガレを移して水に流していたそうで、

日本では平安貴族の女子が人形で遊んだ

「ひいな(雛)遊び」と結びついたのが雛祭りの起源と考えられています。

玉島学園では、以前もブログでアップしましたが、

毎年、節分明けの立春の頃から

雛人形を飾っています。

一般的には節句のまえ1週間から10日を目安に飾り付け

翌日には片付けるようにするのが良いようですが、

年に1回のこと、

お雛様にも温かい春の風を感じていただければと、

ちょっと長めに子どもたちを見守って下さいますように

お願いしています。

と、いうことで玉島学園のお雛様は、

旧暦の節句明けの頃に片付けることが多いのです。

2月初めにホームページで告知させていただきましたが、保護者の皆さまに十分な周知が出来ておらずご迷惑をおかけしました。申しわけありません。

口頭で説明させていただいたお宅もありますが、お話の出来ていないお宅についても、文章を先日発送させていただきました。

平成23年10月分までさかのぼって、4カ月(10月から24年1月)分が

24年2月に各自の通帳に振り込まれます。

子どもの意向に沿って有効に活用させていただきますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

自主企画研修会 2012年2月28日

玉島学園では、職員の資質向上と

関係する施設や学校との連携を深めることを目的に

自主企画の研修会を開催しております。

平成23年度第1回の自主企画研修会は

本田恵子先生をお招きして、

「アンガーマネージメント~キレやすい子どもへの段階的対応~」

ト、題して勉強させていただきました。

本田先生は早稲田大学教育学部の教授として

全国の学校や矯正施設でアンガーマネージメントを通じて

段階的指導の在り方に取り組んでおられます。

玉島学園でも、さまざまな心の葛藤から、

大人や周囲に受け入れられにくい行為を繰り返す子どももいます。

玉島学園の職員だけでなく

近隣の小中学校、

同じ悩みを抱えている、

岡山、津山、福山の児童養護施設や

児童自立支援施設からも多くの参加がありました。

分かりやすい解説、

映像をふんだんに取り入れた解説、

グループワークと

有意義で素晴らしい時間が共有出来た一日でした。

本田先生、

参加者の皆さま

ありがとうございました。

今日は、岡山県下公立高等学校自己推薦入試の

合格発表がありました。

お陰さまでというか、

子どもたちの不断の努力が実ったのか

粉雪のちらつく寒い日でしたが、

一応に春の便りを聞くことができました。

これで気を抜くのではなく、

あらたな課題を見つけていってほしいものです。

ひな人形 2012年2月5日

節分、立春と春を迎える季節の行事を済ませた翌日

玉島学園では雛人形を飾ります。

とても立派な八段飾りです。

小さい子は興味津々で

お道具をさわってしまいます。

壊される~!

触らないで~!

は、毎年飾り付けと片付けをする

筆者の願いですが、

そうはいきません。

近くで見ると壊れているところや、汚れているところが目立ち、

微妙に足りない道具もございます。

それでも、これまで子どもたちを見守ってくれたお雛さま

これからも、子どもたちを見守っていて下さい。

子どもたちの穏やかで、健やかな成長を願いつつ・・・

施設見学 2012年2月4日

2月2日に兵庫県赤穂市にある

さくらこども学園の見学に伺いました。

男子、女子、幼児のユニットに分かれた生活棟があって

幼児以外は個室が用意されていました。

昔ながらの大舎制の玉島学園には

羨ましい環境でした。

それでも施設長の川村先生は

もっと改善しなくてはいけないとおっしゃっていました。

常に子どもの最善の利益を考えていこうという

気持ちに圧倒された見学でした。

また、施設紹介のDVDも見せていただきました。

子どもたちの元気な笑顔と、

どこかのコテージのような外観に

しばし見とれておりました。

この冬一番の寒さと言われ、

雪の舞う中での見学でしたが

花房指導課長はじめ

職員の皆さんにはお忙しい中での案内

本当にありがとうございました。

また、

せっかくの見学だからと、夜の席も準備していただき

播州赤穂駅近くの「壱」という

串あげと地魚のお店で情報交換と親睦を深めました。

この「壱」というお店

主任児童指導員の先生が常連ということもありますが

とても気さくで、仕事も丁寧なお店でした。

料理が美味しいと、全てがいい調子になりますね。

子どもたちの福祉向上について

時間も忘れて、熱く議論した赤穂の夜でした。

節分そして立春 2012年2月4日

昨日は節分でしたね。

皆さんのお宅では豆まきはされましたか?

玉島学園でも、

豆まきの役、鬼の役に分かれて

豆まきです。

写真は思い出にアップ予定

節分の起源は古代中国の宮中行事の追儺(ついな)

という行事のようです。

鬼は隠(おに)とも書かれていたらしく

目に見えない恐ろしいものという意味があり、

死に直結する疫病や災害を実体のあるものに見立て

退治しようとしたのかも知れませんね。

そして、今日は立春

節分の翌日で暦の上では春が始まる日

とは言え、

昨日は真冬日の一日

記録的な大雪で東北・北陸や日本海側の各県では

自然との闘いが続いています。

本当に春の待ち遠しいこの頃です。

また、インフルエンザも各地で記録的な猛威をふるっています。

ちょっとしたことでも体調が崩れてしまいます、

健康管理の難しい時期ですね

無理をしないことも大事なこと

皆さま休養をしっかりと

快食、快眠を心がけて

寒さを乗り越えましょう。

如月 2012年2月1日

二月になりました。

如月という名は

「寒さを防ぐために重ね着をすることから、衣更着とした」

という説と

「陽気が良くなっていく時期であることから気更来とした」

という説があるようです。

どちらも、風情のある表現だと思いました。

でも、実際には寒さが厳しく春本番が本当に待ち遠しい時ですね。

明後日は節分

子どもたちは豆まきをします。

冬至から1ヵ月半余りがすぎて、

日の暮れるのも少しずつ遅くなってますね。

体調管理の難しい時期です

手洗い、うがいにしっかり睡眠ですね。

豆まきの詳細は後日お知らせします。